”変えられないもの”に囚われていないか?

記事

特にまだ幼い子どもの場合、
「変えられるもの」「変えられないもの」
の線引きが曖昧なもの。
我が家の子ども達を観察していて思いました。

ある日の3歳娘は、お出掛け帰りの車内で眠くて
「ふとんで横になって寝たいー!!」と30分絶叫。
ある日の5歳長男は、市民プールのプールサイドで
つまずいて足をすりむいて
「この床なんで?全部張り替えてほしいねん!」と本気で怒る。

自分では変えられない、コントロールできないことを
理解できていれば、我を失って怒ることはないはず。
現実的な選択肢を検討するならば、
「疲れる前に早めに帰る」あるいは
「市役所に提言する」でしょうか。
まあでも、怒るまでもない、
許容範囲の事柄かと私の場合は感じます。

さて、例に挙げたのは変えられないと
容易に理解しやすい事柄かと思いますが、
これを仕事における私達の様々な出来事に照らし合わせたとき、
うまく自分の感情に対処することはできているでしょうか?

・周囲に期待するあまり、「いらっ」と感じてしまう
・すべては自分の責任だと背負い込んで落ち込む
・過去の出来事をいつまでも引きずってしまう etc.

本来、「自分が変えられること」に注力して行動することで、
良い変化を起こすことができるはずです。
そのためには、変えられること・変えられないのジャッジを
行うこと、そしてその精度を上げていくことが大切だと感じます。

なぜ大人が同じ状況で「ふとんで横になって寝たいー!!」
と怒りに任せて何とかしようとしないのか?
それは、子どもの頃に同じような状況で
過去に誰かのせいにしても
何ともならなかったという経験を重ねてきたからこその
判断ではないでしょうか?
大人も同じ。より難しく複雑な事柄に対しても、
しっかりと内省を繰り返し、検証することが大切。
そうやって、うまく「自分が変えられること」に
注力する判断ができるようになれば、
もっと楽しく、前向きに
パフォーマンスを発揮できるのではないかと思いました。

さて、「自分が変えられること」に注力する思考法は、
”HERO”のフレームワークにおけるOptimismの考え方です。
PsyCap Master認定講座では、HEROを用いた
コミュニケーション手法、”ガイディング”を学びます。
ぜひ以下の詳細ページをご覧ください。

▼PsyCap Master認定講座(説明会随時開催中!)
https://psycap-master.com/202210

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
購読をご希望の方は以下のバナーリンクから登録してください。

赤澤智貴

赤澤智貴

心理的資本コンサルタント。株式会社Be&Doのプランナー。人材サービス会社での企画営業を経て、2019年8月より現職。社員が楽しく前向きに挑戦し、成果が出る組織作りの実現を目指している。素材メーカーのマネジメント人材育成、組織開発、小売業の人材育成強化などを担当。日本心理的資本協会認定PsyCap Master®。健康経営アドバイザー。アンガーマネジメントファシリテーター。趣味は野球。二児の父。

関連記事

イベント関連情報

TOP

AIキャリア相談室

仕事やキャリアの課題を解決する
対話型AI「HERO Me(ヒロミー)」

思考が変われば行動が変わる。
行動が変われば成果につながる。
心理的資本を開発するAI!活用ご相談ください。

ガイディングを学びたい

PsyCapMaster®認定講座
(心理的資本開発指導士)

人の前向きな意欲・行動を引き出す。
体系的な思考法やコミュニケーション手法を
活用するスキルの習得を目指すオンライン講座の
受講をご検討ください!

CLOSE

AIキャリア相談室

仕事やキャリアの課題を解決する
対話型AI「HERO Me(ヒロミー)」

思考が変われば行動が変わる。
行動が変われば成果につながる。
心理的資本を開発するAI!活用ご相談ください。

ガイディングを学びたい

PsyCapMaster®認定講座
(心理的資本開発指導士)

人の前向きな意欲・行動を引き出す。
体系的な思考法やコミュニケーション手法を
活用するスキルの習得を目指すオンライン講座の
受講をご検討ください!