野球の例え話、ビジネスで使ってますか?
「三遊間ゴロを捕ってますか?」とか。
「まずは打席に立とう」とか。
私の友人が、
「野球の例え話。古いよね〜。」と
20代の同僚と話をして盛り上がったそうです。
若者がこんな風に思うケース、
昨今のあるあるの一つかも知れません…。
(初耳という方もおられるかも知れませんが。)
その友人が言うには、
会社に来ている外部の組織開発コンサルタントが、
野球を用いた例え話を連発するのだとか。
私は友人に言いました。
「でも、共通する話題って、今の時代少なくなってるやん?
よかれと思って野球で例えたのでは?」
友人はこう答えました。
「いや、ちゃうねん。”野球を知っている前提”で話をされるのが嫌やねん。」
なるほど。どうやら単に野球という
題材自体が悪いわけじゃないようです。(よかった)
つまり、時代が変わり、今や娯楽が多様化しているのにも関わらず、
さも野球が共通言語という前提で話を進められる。
その配慮のなさに、イラっとするということです。
ちなみに、その外部の組織開発コンサルタント。
ある日はこのような入りで話を切り出したそうです。
「阪神タイガースの悪口では無いのですが、気を悪くするとごめんなさい!~~」
野球のたとえ話自体が、配慮がないと感じられるのに、
尚且つ阪神ファン前提となると、これまたワンランク上の古さですなあ〜(笑)。
(念のため、阪神ファンの方、気を悪くされたら申し訳ございません。)
多様性の時代。相手の背景や興味を理解したコミュニケーションを取ること、
自分のコミュニケーションの引き出しを多く持つことは、ますます重要ですね。
なお、私は元高校球児で、大阪近鉄バファローズ(現、オリックス)ファンです。
野球の例えに細心の注意をはらいたいと思います。
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