特にまだ幼い子どもの場合、
「変えられるもの」「変えられないもの」
の線引きが曖昧なもの。
我が家の子ども達を観察していて思いました。
ある日の3歳娘は、お出掛け帰りの車内で眠くて
「ふとんで横になって寝たいー!!」と30分絶叫。
ある日の5歳長男は、市民プールのプールサイドで
つまずいて足をすりむいて
「この床なんで?全部張り替えてほしいねん!」と本気で怒る。
自分では変えられない、コントロールできないことを
理解できていれば、我を失って怒ることはないはず。
現実的な選択肢を検討するならば、
「疲れる前に早めに帰る」あるいは
「市役所に提言する」でしょうか。
まあでも、怒るまでもない、
許容範囲の事柄かと私の場合は感じます。
さて、例に挙げたのは変えられないと
容易に理解しやすい事柄かと思いますが、
これを仕事における私達の様々な出来事に照らし合わせたとき、
うまく自分の感情に対処することはできているでしょうか?
・周囲に期待するあまり、「いらっ」と感じてしまう
・すべては自分の責任だと背負い込んで落ち込む
・過去の出来事をいつまでも引きずってしまう etc.
本来、「自分が変えられること」に注力して行動することで、
良い変化を起こすことができるはずです。
そのためには、変えられること・変えられないのジャッジを
行うこと、そしてその精度を上げていくことが大切だと感じます。
なぜ大人が同じ状況で「ふとんで横になって寝たいー!!」
と怒りに任せて何とかしようとしないのか?
それは、子どもの頃に同じような状況で
過去に誰かのせいにしても
何ともならなかったという経験を重ねてきたからこその
判断ではないでしょうか?
大人も同じ。より難しく複雑な事柄に対しても、
しっかりと内省を繰り返し、検証することが大切。
そうやって、うまく「自分が変えられること」に
注力する判断ができるようになれば、
もっと楽しく、前向きに
パフォーマンスを発揮できるのではないかと思いました。
さて、「自分が変えられること」に注力する思考法は、
”HERO”のフレームワークにおけるOptimismの考え方です。
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