~前置き~
HEROのフレームワークは”あらゆる”目標達成に対する
しなやかなで前向きなマインドを持って行動することに役立ちます。
本連載コラムでは、私の”漫才”への挑戦を、
HEROの解説を入れながら自己開示全開でお届けします。
■episode 1はこちらから→「好きで始めたこと」が「やらねばならないこと」に変わってませんか?
自分が以前から好きだった漫才に思い切って挑戦しようということで、
まずは「小さな一歩」を検討したいと色々と情報をみていて発見したのが、
「お笑い塾」なるものです。
最初、誰かとコンビを組もうか、ネットで相方募集はないか
とも思案しましたが、塾というスクール形式なら
一歩目を踏み出しやすいと思ったのが、
ここを選んだ大きな理由です。
まずは一か月前の「見学」での話です。
参加してみて、お笑い好きの私は至る所で感動していました笑。
まず、講座内のやりとりが生徒の自然なボケと
先生の鋭いツッコミと共に進行しているので、常に楽しいです。
また、先生が言葉を上手く拾うので、
ボケで無くてもツッコミにより笑いが生まれます。
さらに、先生のフィードバックコメントが
「このワードが強くていい」とか「フリが効いてる」とか、
お笑い独自のフィードバックであることが、
私にとってはものすごく新鮮でした。
これは良いところに来たと思いました。
一方で、漫才を披露されていたある方に
「あなたは何を目標にされてるの?」と
何気なく聞かれたとき、正直ビビりました、、、
「やべーまだそんな志を持ててない」と臆する自分に気付きました。
私の周囲の方に「お笑いやろうと思います」というと、
「どうしたん?」「すげえな」とポジティブな反応されることが多かったです。
でもこの場に参加してる人達は
当然お笑いに実際に取り組んでいる人達。
新しい環境に飛び込むと常識がこんなにひっくり返るんだと体感しました。
そんなこんなで入塾を決めた私。
その一か月後に、初回の受講がありました。
お笑い塾では課題の一つとして
お題について2分間のネタor漫談(スピーチ)を行うというものがあります。
今回のお題は「初恋」でした。
日常ネタから面白かったことをお笑い的なエピソードトークにするならまだしも、
人からお題を与えられて面白く話すという経験は無かったので、
どうしたものかと初回受講まで頭の片隅に
常にこのテーマがありました(まじめです)。
なんとかネタを捻りだそうと、
芸人さんが書いた本(NON STYLE 石田明の「答え合わせ」)や
動画サイトで色々な芸人さんのネタを見ましたが、何も出てこない、、、!
「取り入れようという」という視点で見ていると、
レベルの高さに気付く訳です。「こんなん無理やん」と。
そこでふと気づいたのは、
「自分で無意識に目標のハードルを上げているのでは?」ということです。
映像で見ていたのはトップクラスの実力を持つ芸人さんばかり。
いきなりこのレベルを再現できるはずもない。
だから今回の私のチャレンジとしては、ひと笑いふた笑いでOKとしよう!
そう自分の中でハードルを低く設定し直しました。
ハードルを下げたことが功を奏したのかわかりませんが、
前日に「あのエピソードがあったじゃないか!」と閃きました。
当日朝に家を少し早く出て駅前のベンチでイメトレして、授業に向かいました。
(恥ずかしいので、妻には言わずしれっと早く家を出ました。)
2分漫談を話し終え、個人的には少し手ごたえがありました。
先生から「素晴らしい」と声ももらい、自信がつきました。
耐えたー!良かった。ただ圧巻だったのは、
私よりほんの少しだけ前に入塾された、同期ともいえる女性の方。
観覧車のカップルネタで一人コントを披露されていました笑。
一人コントは未知の領域すぎる…。
大きく成長するのなら、「挑戦」を自分から仕掛けていく必要があるなと。
こんな刺激を仲間から得られる環境に今いられていることが、
私にはとても楽しく感じています。(続く…)
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