~前置き~
HEROのフレームワークは”あらゆる”目標達成に対する
しなやかなで前向きなマインドを持って行動することに役立ちます。
本連載コラムでは、私の”漫才”への挑戦を、
HEROの解説を入れながら自己開示全開でお届けします。
■episode 1:「好きで始めたこと」が「やらねばならないこと」に変わってませんか?
■episode 2:無意識に目標のハードルを上げてませんか?
新たな挑戦として今年から参加している「お笑い塾」。
社会人でお笑いを”やる側”として楽しみたい、
笑いの腕を磨きたいという方々(こう書くとなんだか少し恥ずかしい)が参加しています。
先日、このお笑い塾と、とあるお笑い芸人事務所が
共同で主催するお笑いライブに、観客として参加してきました。
今回のライブは、ビギナーコースである私達のクラスからも、
チャレンジ枠として数名が初舞台(コント)に挑戦。
その応援も兼ねての参加でした。
(あれ、いま「ビギナークラスかいっ!」という声が聞こえたような…?w)
ちなみに、ビギナーコースの生徒でも、
授業の様子から先生が「この人はライブに出られるね!」と判断すれば、
出演が決まるという仕組みなのです。
今回私は、純粋にライブを楽しみたいという気持ちに加え、
中長期的に目指す自分の目標を
少しでも明確にできればと考えていました。
というのも、お笑い塾に参加した初日、
ある塾生の方に、「あなたは何を目標にされてるの?」と聞かれ、
目標が明確にイメージできてない自分に気づいたからです。
目標を持ち、自分を動機づけできればと思っていたのです。
ライブ当日。小さな会場ながら、芸人が舞台に上がる際にかかる
出囃子(舞台用の音楽)もしっかりあり、正真正銘のお笑いライブでした。
約1時間半の鑑賞を終えての感想。
「レベル高っ!えっできるこれ?」です(笑)。
めちゃくちゃ面白く、クセのあるネタが満載でした。
帰り道、ほぼ同時期に入塾した塾生の方と
「これ、すぐに参加するのは中々厳しいね…」と話をしていました。
こんなふうに、むしろ不安な気持ちになった私。
しかし、こういう局面こそ心理的資本(HERO)の出番なのです。
今回はその中でもHope(ホープ/意志と経路の力)に注目し、
自分の気持ちを言語化してみることで、不安の解像度を高めようと試みました。
Hope、つまり希望※を持つためには
※自分に言い聞かせる、思い込ませるような希望ではなく、明確に希望を見出だしている心理状態
1.明確な意志・ありたい姿(Will)を持つこと
2.それを実現するための経路(Way)を描くこと
この2つの要素をあわせ持つことが重要です。
■意志/ありたい姿(Will)
今回ライブを観たことで、私のWillは非常に高まったはずです。
「この舞台に自信をもって立てたならすごい!」「絶対面白いだろうな!」と心から感じました。
Willを持てたこと自体は良い進展です。
では、前進しているはずなのに、なぜ不安になったのか?
Hopeにあわせて必要なWayについても考えます。
■経路/Willに向かう複数の道筋を描く(Way)
Willが以前より明確になった一方で、そこに至る経路(Way)、
つまり「どうすればこの舞台に立てるのか?」という戦略や手段や方法を
を持てていないことが不安の原因だと特定しました。
ちゃんと前に進んではいる。
Willが高まったからこそ、Wayの不足を強く感じてしまった。
次にやるべきはWayを描くことだと気づきました。
そこで、さっそく色々と模索していますが、
それはまた次のコラムにてお伝えします。(続く…)
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