【Be&Do通信コラム】人生は「自分という乗り物をどう乗りこなすか?」である

記事

「人生は自分という乗り物をどう乗りこなすかだと思う」

テレビ番組カンブリア宮殿にて、
”逆転の発想力”でヒット商品を生み出す
デザイン会社kenma(ケンマ)代表の
今井裕平さんの言葉が、とても心に響きました。

今井さんは、元々建築家なのに絵が下手で
細部で考えるのは苦手という弱点を活かし、
逆に抽象化で捉えられることを強みにされています。

「私の場合はどちらかというと不幸。好きなものが下手なので」
「でも、下手くそなりの乗りこなし方があって、下手くそなりの乗りこなし方は誰もやらない」

自分という乗り物自体は大きく変えることはできません。
つまり、パーソナリティ/遺伝的な考え方や
能力を変えるのは難しい。
しかし、乗り物の”乗りこなし方”は
工夫や努力次第で変えることができますよね。

さて、「どう乗りこなすか?」の解は、
目標に向かう心理的エネルギー(=心理的資本)の構成要素である
HEROのフレームワークが言語化してくれていると思います。

Hope:自分のありたい姿、人生の目的を考える。同時に、達成するための複数の経路を描く
Efficacy:試行錯誤の中で学び、自信をつけていく
Resilience:リスクの乗り越えるために活かせる自分の資産を認識する
Optimism:物事を意味付けする。変えられないものを認め受け入れて前に進む

言語化された、自分という乗り物の乗りこなし方にも通ずる
このフレームワークを多くの人に知ってほしいと思います。

★HEROのフレームワークは、
心理的資本開発指導士(サイキャップマスター)認定講座」で学ぶことができます

 

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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赤澤智貴

赤澤智貴

心理的資本コンサルタント。株式会社Be&Doのプランナー。人材サービス会社での企画営業を経て、2019年8月より現職。社員が楽しく前向きに挑戦し、成果が出る組織作りの実現を目指している。素材メーカーのマネジメント人材育成、組織開発、小売業の人材育成強化などを担当。日本心理的資本協会認定PsyCap Master®。健康経営アドバイザー。アンガーマネジメントファシリテーター。趣味は野球。二児の父。

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