この4月に語学試験での失敗談を、心理的資本の「HERO」に絡めたブログにしてはや半年。今回も去る10月に、語学試験「TOPIK(韓国語能力試験)」に再チャレンジした。
最高級である6級を目標にして2回目の受験である。
前回のブログで「自分が納得できる高得点合格を目指してまた精進していこう!」と宣言したとおり、その後も韓国語熱は冷めることなく、新たなチャレンジとして「通訳講座」まで受講しはじめていた。
その為、講座の課題に取り組む時間も多く、試験のための勉強時間はあまりとれなかったというのが正直なところだ。
しかし今回は、受験中・受験後の肌感覚は全く違った。
今さらだが、韓国語を「読める」「わかる」という感覚を初めて感じたといってもいい。
じゃあ今までは何だったんだ?!となるが、前回のブログでも書いたように、どうしても消去法で答えを選択したり、多分これかな?と当てずっぽうで回答するものも多かったのだ。
そして「わかる」感覚を初めて体感したからか、わたしは6級合格を確信している。(このブログを執筆時点では、合格発表はまだ先である)
そんなところから今回は、韓国語習得の目標をひとつクリアできたであろうことから、次なる語学にチャレンジするための1歩を踏み出すことにした。
Contents
エフィカシーを高めるための領域展開ダイアログシート
ブログに書くにあたり、弊社のサイキャップマスター講座のワークで時々利用される、「領域展開ダイアログシート」というものを使ってみた。
これは、エフィカシーの領域を分解するための思考を整理するメモ代わりになると思っていただいて良いだろう。
ダイアログシートを使用する目的
・自分ならできる、自分にもできると考えられる領域は何か?をふりかえる
・自分ができる領域を強化していきたい、または拡大していきたい領域はなにか?を考える
・新たに開発したい、もしくは開発しなければいけないなど迫られている領域が何か?について考える
全てを書かなければならないわけではなく、それらの要素を分解することによって、「できるかもしれない」という自信につなげ、エフィカシーを高める役割だ。
韓国語をきっかけに、言語というものに興味を持った筆者は、多言語習得のチャレンジをし、多言語の通翻訳スキルを身に付けたいと思うようになっていた。
今回のブログでは、「特に強化・拡⼤したいと思っている領域」と、「新たに開発する領域」を中心に宣言しようと思う。
強化したい、拡大したいと思っている3領域
・英語⼒の向上
・ゼロからフランス語の習得
・韓国語4技能のさらなる強化
まず、「英語力の向上」だ。
英語力向上の先には、フランス語をゼロから習得するというこれまたハードルの高い領域展開が待っている。
そしてもちろん韓国語においてもさらなる4技能の向上を目指していく。
そのためには、新たに開発する領域をこなしていくことになる。
描き始めるとキリがないので、大雑把な書き方をしてしまっているが、英語に関する要素は、「TOIEC600点レベルのスキル」を目指すための要素として書き出してみた。
TOEiC600点といえば、英検でいうと2級レベルくらいと言われている。
そこまでの英語力をつけたあと、フランス語学習に着手する理想を描き、その下には、フランス語に関する要素を書きだした。
フランス語習得におけるまずの目標は、「⽇常会話レベルの習得」だ。そのために必要な要素を書きだした。
英語に関しては、少なからず義務教育で英語には触れていているだけに、ゼロからではないとしてもやはり何十年のブランクは多くのことを忘れている。かつ生きた英語として活用したことがないだけに、春までに習得しなければならない要素は山積みだ。
なぜ英語の基盤を作ったあと、フランス語なのか?
それは、語彙や文法に共通点があるからだ。英語の知識をある程度つけたあとフランス語を学習することで、語彙力が双方に伸びるととある学習者から聞いたことがあったからだ。
日本語話者が、韓国語を比較的習得しやすいというのを体感しているわたしにとって、この学習方法には説得力があった。
多言語を習得する強み
日本語、韓国語、英語、そしてフランス語と、異なる文化を持つ4カ国語を使いこなせるようになることは、表現や視点の多様性を備える強みにもなる。
そして何より、弊社Be&Doはミッションとして「世界中の人々をイキイキと」を掲げている。
そのためには、通訳・翻訳者として、多言語を学習する意味は大いにあるだろう。
かねてから「何か特化した専門スキルを身につけたい」と思っていた私にとって、韓国語の「TOPIK6級取得」という目標の達成を確信したことで、さらに拡大した領域も学びたいという多言語習得目標をもつことができたのだ。
何かを成し遂げることが、大きな自信につながるというのは真理だと改めて感じる。
おわりに
この領域展開ダイアログシートに書いたものは、多言語学習のほんの2、3歩に過ぎないが、頭のなかでふんわり考えていることを書き出すことで、より現実的になる。
思考を整理し、文字として書きだして視覚化する。そうすると、行動することの目的も視覚化されるので、不思議と行動することが楽しみになってくるものだ。
そしてタイトル通りこのブログに、「多言語を習得する」を宣言したいと思う。
お知らせ
今回のブログでも使った「領域展開ダイアログシート」など様々なツールを用いて、自信や意欲を引き出す実践的なスキルを習得できる「PsyCap Master認定講座」
興味のある方はぜひご覧ください!