【Be&Do通信コラム】目標が同じでも「みんながみんな、同じスピードでは走れない」

記事

先日、知人に勧められて「青のオーケストラ」というアニメを観ました。
高校のオーケストラ部(実際にモデルとなった千葉県の高校があるそう)を
舞台に繰り広げられる青春群像劇なのですが、この手の話に私は弱いですね!
案の定、はまってしまいました。

そして「部活」という存在の意味を思い起こしていました。

運動部であっても、文化部であっても、何でも良いのですが、
部活動では多くの場合で、何かの目標に向かって進むものです。
個人で活動するものもあれば、チームとして活動するものもありますよね。

定期的に試合があったり、展示会があったり、演奏会があったり、
そういったマイルストーンが引退という期限つきで、繰り返し存在します。
ある意味、目標を明確にしやすいですし、仲間と過程を共有しやすくもあります。

練習をして、自己研鑽をして、仲間と切磋琢磨をしながらレベルアップを
はかっていくわけです。本番で勝っても負けても、成功しても失敗しても、
それらを糧にしながら進んでいくわけですが、結果も大事ですがその過程そのものが
ひとりひとりの成長につながっているんですよね。

大人になって、会社という組織に入ると、
目的や目標も多様になりますし、置かれている状況も複雑になり、
仕事の成果や、積み重ねるキャリアのことを考えると正解は無いに等しいです。

でも、組織で目標を共有し、それぞれ各自が自分なりの目標を設定し、
協力し合い時に励まし合い切磋琢磨をしながら道を進んでいくという点では、
やっぱり共通点は多いと思います。

目標を明確にできているか。
プロセス(過程)を組織内で共有できているか。
メンバー間で信頼関係があるかどうか。

改めて職場をふりかえってみて、いかがでしょうか。

そんなこんなで思い余ったので「青のオーケストラ」を題材に、
心理的資本を解説するショートセミナー動画を配信しました。
よければご覧ください!

▼みんながみんな、同じスピードでは走れない「青のオーケストラ」より
【心理的資本で解説する!僕のHEROラボラトリ】
https://youtu.be/y5ACwQ23JxQ?si=ed-Ou_4SbQELHSRB

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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橋本豊輝

橋本豊輝

株式会社Be&Do 取締役 COO/日本心理的資本協会 事務局担当理事。PsyCap Master® Exsecutive Guide。組織活性化プログラムの開発・提供や、人材育成サービスの開発、ツールの設計に携わる。企業の管理職や従業員など働く人のWellbeingをサポートする外部メンターとしても活動中。心理的資本を高める手法を追究している。著書に『心理的資本をマネジメントに活かす』(共著)中央経済社,2023年がある。

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