八方ふさがりだと感じた時に意識したいこと

記事

何か前向きな目標を目指している時であれ、
目の前に立ちふさがる問題と対峙している時であれ。

心の余裕(=大切なリソース)がなくなっている状態なら、
冷静な判断ができなくなるということがあります。
きっと人間なら誰だってそうなのではないでしょうか。
これも人間の弱さ!そんな前提で考えることがいつも大切だと思っています。

実際に余裕が全く無い時というのは、
「これしか方法はない」「うまくいかなかったら終わり」のように、
状況を乗り越えるための道筋が1本道しか見えていないことが多々あります。

その1本道すらも見えていない時には、もっと悪く、
文字通りの「八方塞がり」「袋小路」「絶体絶命」のように思えてしまいます。
ゲームに例えるなら「詰み」の状態です。
「ああ、自分は”詰んでいる”」と感じている時は、気持ちが落ち込み、
塞ぎこんでしまうこともあります。

当事者になった経験がある方には共感いただけるのではないでしょうか。
ちなみに私は何度もあります!

そんな時こそ心理的資本のHEROの出番。
セルフガイディングを自然とできるようになってからは、
右往左往しなくなりました。

たとえば私なら、

Hope:改めて本心の意志に素直になりつつ、そのためにとり得る手段を考え尽くす。
Efficacy:自分が自信のある領域を思い出す。小さくとも行動を起こす。
Resilience:リスクの原因を適切に捉えて、自分の強みだけでなく周囲の助けを得て行動する。
Optimism:自分にどうしようもないことは横に置き、コントロールできることに集中。

この4つをまずはくるくる考えながら行動しつつ、見直していきます。

実際落ち込んだり、悩んだりは当たり前のように私もします。
立ち直り方や、活路の見出し希望を持てる思考法を身につけていれば、
長引くことはありませんし、次に向けて進む準備ができます。

そんな心理的資本を高める方法(=ガイディング)が
世の中に広まってほしいと切に願います。

本コラムは心理的資本研究所が発行している「Be&Do通信」(当社メルマガ)に掲載されたバックナンバーです。人と組織のイキイキに効く処方箋!として週1回、平日の朝にコラムや情報をお届けしています。
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橋本豊輝

橋本豊輝

株式会社Be&Do 取締役 COO/日本心理的資本協会 事務局担当理事。PsyCap Master® Exsecutive Guide。組織活性化プログラムの開発・提供や、人材育成サービスの開発、ツールの設計に携わる。企業の管理職や従業員など働く人のWellbeingをサポートする外部メンターとしても活動中。心理的資本を高める手法を追究している。著書に『心理的資本をマネジメントに活かす』(共著)中央経済社,2023年がある。

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